発達障害 ハプニング③
ハプニング③お隣の竹を借りて、台風で折れる。
今日、有里さんから「折れた竹の事を、隣のおじさんに謝った?」と、聞かれて、何のことだったか少し考えてしまいました。
今年の春先にティピ型の野菜の支柱を立てようと思いつき、隣のおじさんに、蔵に立てかけてあった竹を使わせてもらって立てました。
そうしたら、この前の台風で支柱が折れてしまいました。
その竹はもらったものなの?借りたものなの?そんな質問にも明確に答えられなくて。「使わせてください。」と言ったから「借りた。」ことになるんですかね?と逆に質問する始末。
有里さんと話をして、私は、人への感謝(ここでは、竹を取ってくる労力をおじさんに肩代わりしてもらっていること)。竹が折れてしまったことへの申し訳ない気持ち。自分で用意できるものをしていない(竹を取りに行く)。目的に応じた物の選択(借りた竹は古くて支柱にするには強度が足りない)。そういうことが全然、頭に入っていませんでした。
入っていないということすら、今日の有里さんとの会話で判明して。人とのトラブルって、こういう定型発達の人は小学校くらいでわかるようなことを、きちんとわかっていないために起こるのかもしれないと思いました。
私の場合(アスペルガーとADHD)、教えてもらっていないことはわかんなくて、こうやって一つ一つ説明してもらえないと分からないです。その説明も一回だとちょっと理解が追い付いてなくて、今回だと一日有里さんとこのことについて話しています。
一応、言葉としては「借りたものは返す」とか「物をこわしたら謝罪する」は知っているのですが、感情がつながってなくてちぐはぐな感じです。
会話のなかで、判明して有里さんはびっくりしてがっくりして、それでも私にわかるように伝えてくれます。
発達障害の人が起こす出来事は、意味が分からなくて敬遠したくなることもあると思います。でも、説明(1ステップずつ)することで理解するようになると思います。行動の選び方も変わるはずです。