うそを何故ついてしまうのか
今日、上の記事のことで有里さんから、ぼやかしてる部分があるから、そこを自分で理解して書かないと、伝えたいことが伝わらないよと言われました。
遊里庵の生活は、どちらかというと夜型で朝五時に起きだして何かをしたことは、私はありません。 そんななかで、朝五時に起きて、有里さんを起こしてしまい、「何故おこしたの?」って聞かれたときに私は「この時間に起きないと私の作業が遅いから」って涙を流して言いました。
有里さんは暗いうちに起こされた訳がわからなくて、ただ聞いただけなのに、私は怒られるかもと思い込んで口走っていたのです。
私のなかで、怒られることは恐怖で、怒られるかもと思ったとき、怒りの矛先が私からそれるような言葉を使ってしまいます。今回は「この時間に起きないと私の作業が遅いから」という言葉が、出てきました。
今まで人の気持ちをそらすために言葉を使ってきたので、言葉がうそか本当かは関係ありませんでした。ただ、おこられないための手段として言葉を使ってきました。 嘘をついているというのがうっすらわかっていたので、人と関わりたくない。一人がいいと思ってきたのではないかと。今は自分を振り返っています。
何故起こしたの?という質問に素直に答えるならば、「わからない。」です。
今までは、聞かれてわからないと答えると、なぜわからないの!と言われ、どうしようもなくなって、わからないと言ってしまうより、なにか人が納得してしまえるような言葉を出す。という癖が身についていました。しかもそれを泣きながら言えてしまう。
今やっと、私には嘘をついてしまう癖がある。と有里さんのおかげで認識できるようになりました。
嘘は自分の本音を遠ざけて、まるで影のような自分にしてしまう。と有里さんは、真剣に言います。
変わるには、自分にこういう癖があると認めるところから。
嘘つきになんて、私もなりたくない。でも、実際には頭が真っ白になって口走ってしまっています。無意識に自分を守るために、身に着けてきた行動です。
自分のような人は、質問をされたときにその質問の意図がわからないことがあります。 わからないことをわからないといったとき、有里さんはわからないんだね、とそのまま受け取ってくれるけど、今までは、なぜわからないのっていらいらされたり、あきれられたりしてきました。 だから、わかったふりをして、適当な言葉を発してきました。
わからないことを受け入れてもらい、わかるように何度でも説明してもらえたら、安心して自分でいられることがわかってきました。
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ハプニング①
人を朝五時に起こしちゃいけないよ。 - しーちゃんの遊ぶこと 楽しむこと 経験すること
ハプニング②
夜中の大騒動 冷蔵庫を動かす。 - しーちゃんの遊ぶこと 楽しむこと 経験すること
ハプニング③
発達障害 ハプニング③ - しーちゃんの遊ぶこと 楽しむこと 経験すること
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遊里庵(有里さんの自宅、そして、私が住んでいる所)で、有里さんのコンサートを含むオープンデイを主催しています。この主催の段取りがあまりにわからなくて、発達障がいではないかと有里さんが気が付いたのですが・・・。 いろいろありつつ、ついに今年最後のオープンデイは、12月1日。 この日は薪割り体験もできます。 自宅を開放して、自然に触れる暮らし&暮らしから生まれる音楽を体感してもらいたいとチャレンジ中。詳細はお問合せください。
※この文章は、有里さんに添削してもらい完成しました。