身に着けてきたこと
昨日に引き続き、癖についての話。
横断歩道を渡るとき、車が止まってくれそう(まだ動いてた)になった時に、走って横断歩道を渡らず、一旦停止して車が止まったか確認してから、渡りました。
これを見て、歩行者が止まると車も止まって、何か流れているものが止まる。
と言われました。
わたしとしては交通ルールを守ったつもりだったので、受け入れられず、微妙な気持ちになりました。
なぜ、横断歩道で車が停止するのを確認するのか。
そこにフォーカスすると、昔母親が横断歩道の向こう側にいて私は母に向かって走っていく、車のことは目に入っていなかったけど、渡り終えたところで、母からすごい勢いで怒られる。「車が来ていたでしょう!渡るときは車が止まったのを確認しなさい!」
怒られて怖くて車道を渡るときは用心深くなったと思う。
なぜかその場面を思い出した時、涙があふれて止まらなかった。
きっと愛情からの言葉、それを受けて身を守る方法を身に着けてきたんだなぁ。
親から受け取った癖も、必要なものは残して、必要のないものは外していける時期になってきたのかな。
勢いだけで話されると中身よりもその時の怖さとかの方が記憶に残る気がする。