当事者として
今日も有里さんと畑仕事をして食事をして、冷蔵庫を掃除して、勤行をしました。
勤行とは、簡単に言うとお念仏を唱えて瞑想する時間です。
瞑想しているときはいろんな出来事が頭のなかをめぐったりすることのほうが多いけれど、その時間があるのとないのとでは、気持ちが全然違います。
今日はコンサート後のシェア会の時に私の口から出た言葉を思い出して、今までのことの悲しさを感じていました。
「精神的にひとりぼっち」、これは、学校や会社に行けば話もするし、楽しいけれど、真に寄り添う事を経験出来てこなかったからとても寂しかったんだと自分で気づいた言葉です。
人の言うことを理解出来ているという状態がわからない。
何をすればいい時間なのか?どのタイミングで?
定型発達と言われる人と障がい者との間には認識の違いが横たわっていて、お互いに相手がどんな捉え方をしているのかを知らないと、イライラや不満がたまっていく。
毎日勤行やシェアをする時間をとることで、私と有里さんはお互いに感じていることを共有出来ているのかなぁと思います。