小説紹介 『サクのおとうと』
サクのおとうと 著者 天川ひつじさん
https://ncode.syosetu.com/n1590cj/
三話であっという間に読める。
メインは恋愛ではない。 2人の姉弟の話。 お姉ちゃんは頭が弱い。弟はだいぶ人の機微に聡くて、生き抜くためにその力を使ったけど、だいぶ辛そうな描写がある。
最後は希望のあるしめくくり。
✳︎✳︎✳︎
天川ひつじさんの『福袋の彼女』をふと思い出して再読して、やっぱりいいなと思って、ほかの小説も読んでみよーって気軽に読み始めた小説。読み終わってからも、反芻してる。
なんだかねぇ、読んでる間も読み終わってからも、あー自分はお姉ちゃんとおんなじだなぁって思った。人の機微に疎くて、決められない。 頭の良い人の言うこと聞いておけばまぁ大丈夫だろって楽観的。
でも、お姉ちゃんと違うところは、頭の弱さを隠してしまえるから、だいぶ周りから見られてる自分とは違うのかもしれないという感じ。どうなんだろ?
うん、読めてよかった。
ほかの作品も読んでみよーっと。